Amazon Echo・Google HomeをはじめとするVUIデバイスの急速な普及に伴い、新サービスを提供予定
スマートスピーカーなど音声UIのマーケティング活用を支援する専門組織「VUI Lab.」を新設
プレスリリース
サムライト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:池戸聡、以下「サムライト」)は、音声ユーザーインターフェイス(以下VUI)を専門とする組織「VUI Lab.」を新設しました。
「VUI Lab.」ではVUIに関する調査や、音声アプリケーションの企画立案・開発・運用をワンストップで行い、企業のマーケティングにおける音声ならびにVUIデバイス活用を支援します。
■VUIとは
VUIとは、音声による入力・出力でデバイスの操作ができるテクノロジーのことです。
VUIデバイスの代表は、AlexaやGoogle Assistantなどの音声AIアシスタントが内蔵された、Amazon EchoやGoogle Homeをはじめとするスマートスピーカーです。
ユーザーは音声AIアシスタントが搭載されたデバイスに話しかけるだけでインターネットにアクセスでき、目や手を使わずに音楽再生やニュースの確認、家電操作や買い物、調べ物などを行うことができます。
手がふさがった状態でも操作ができること、他のどの操作方法よりも直感的かつスピーディーに操作ができることなどから今後主要なUIになると期待されています。
■VUI Lab.設立の背景
スマートスピーカーが世界中で急速に普及していくのに伴い、音声AIアシスタントの技術も著しく向上しており、100%に近い確率での言語認識力や、続々と追加される新機能により、既に実用的なレベルに達しています。
日本でも音声AIアシスタント対応の家電やアプリケーションの数は日々増えており、スマートスピーカー、ひいてはVUIの大きな波が来ることは確実であると考えられます。
VUIの普及が進むにつれ、消費者の行動に変化が起こることが予想されます。たとえば、スマートスピーカー利用者はスマートフォンの利用頻度が減少するとの調査結果が出ています。
実際、VUI利用の先進国であるアメリカでは、AlexaやGoogle AssistantのアプリケーションによるPRを行う企業が増加しており、多くの事例が生まれています。日本においても近い将来、消費者との接点を保ち続けるためには、マーケティングにおいてVUIに対応することが必須となるでしょう。
サムライトはこうした背景を踏まえ、今後日本にも来るVUIの波を乗りこなすために、いち早くVUIを知りVUIマーケティングに着手することが多くの企業にとって重要な課題になると考え、VUI Lab.を設立しました。
■VUI Lab.の理念
「心揺さぶる音声体験でマーケティングをもっとエモーショナルに」
人間にとって、音声は最古かつ最も主要なコミュニケーション手段です。人間は音声によって感情や情報を発信し、音声から瞬時に多くのことを読み取り、そして強く記憶します。VUIは、最も直感的であり、よりパーソナルで人々の感情と強く結びついたインターネットとのコミュニケーション方法です。
サムライトは、VUIという新たなテクノロジーの活用を通じ、よりエモーショナルで人々に密着したマーケティングの形を提案します。
VUI Lab.では、時代をリードする価値ある音声コンテンツの制作、ならびに心揺さぶる豊かで便利なユーザー体験の創出により、人々の感情に訴えかけ、記憶に残るブランディング・PRを創造し、企業のコミュニケーションを支援します。
また、VUIのマーケティング活用について研究・調査を行い自社メディアにて情報を発信することで、日本におけるVUI活用の普及をめざします。
■代表取締役CEO 池戸 聡より、VUI Lab.設立に関するコメント
スマートフォンの登場で我々の生活が劇的に変わったように、新たなテクノロジーの登場とVUIデバイスの普及は、消費者のライフスタイルとマーケティングの在り方を再定義する可能性があります。
原則、視覚的な情報のない音声コミュニケーションは、人々の想像力を掻き立て、その声の向こう側にある姿を想像させ、強烈なイメージを形成していきます。”テレビの前のみなさん、ラジオを聴いているあなた”に代表されるように、利用シーンの性質上、音声は1対1のコミュニケーション、かつパーソナルな関係を構築することに優れています。
結果、音声コミュニケーションは、ブランドに個性を与え、生活者にとって、より身近な存在となる大きなチャンスになるはずです。そんな可能性を追求すべく、今回、VUIのマーケティング活用を支援する専門組織「VUI Lab.」を設立しました。今後、VUIと音声による適切なコミュニケーション方法をいち早く開拓してまいります。