商品訴求からブランド世界観の訴求に切り替えファン層を拡大

案件の経緯

NOYES様ではもともと自社サイトを社内で運用し、リスティング広告なども活用することでEC事業は好調に推移していました。その一方で、各種SNSアカウントについては兼務で担当されていたこともあり、戦略的な運用方針がなく、あまり積極的に活用されていませんでした。

そこで、新規ファン獲得やサイトへの導線拡大を目的としたSNS活用として、ビジュアル訴求と相性の良いInstagramアカウントの運用および広告施策をご提案し、支援がスタートしました。

アカウントおよび広告運用の支援内容

【アカウント運用戦略】
ソファ情報の発信だけでは潜在層にはリーチできないため、NOYES様が追求するライフスタイルや価値観を様々な角度から表現し、その世界観に共感する人をブランドファンに育てる戦略を策定。
その上で、NOYES様のブランドコンセプト「流行にNOを。普遍にYESを。」や企業理念に通じるアカウントコンセプトを立てました。

【投稿コンテンツ】
◆ 商品、ショールーム、工場などNOYES様が所有する写真素材
◆ 既存のお客様による、NOYESに関する投稿（UGC：ユーザー生成コンテンツ）のリポスト
◆ 「ていねいな暮らし」の世界観にマッチする、一般ユーザーによる投稿のリポスト
商品紹介の際も、スペック情報だけでなく、NOYES様が込めた想いや、そのソファがあることによって実現できる暮らし（例：ペットによる引っかき傷に強い生地を使うことで、ペットと一緒にソファでくつろげる暮らし）、生産現場の様子なども丁寧に伝えています。

【広告運用】
当初は獲得目的でソファ商品紹介のクリエイティブで配信しましたが、アカウントの世界観との乖離が出てしまったため、ライフスタイル訴求のクリエイティブに軌道修正を行い、運用を続けています。

運用成果と今後の計画

【これまでの成果】
投稿への反応などを元に丁寧なPDCAを繰り返すことでアカウントは着実に成長し、認知獲得やファン化に貢献しています。
・フォロワー数、リアクション、保存数等が順調に増加
・ハッシュタグ「#NOYES」をつけたUGCが、支援開始時から2倍以上増加
最終KGIである「Instagramからの成約獲得」の実績はまだありませんが、投稿を保存してWEBサイトやショップに行く方や、ショールームでInstagramの写真を見せて実物を確認するお客様も見られるようです。

【今後の計画】
フォロワー数が10,000を超えたため、今後はストーリー投稿も積極的に活用していく予定です。
また、所属するソファ職人にフォーカスした投稿や、カバーの掛け方を紹介するHowTo動画など、コンテンツの種類も拡充させていく計画です。