戦略的なメディア設計と記事配信で受注につながるリードが増加

案件の背景

アウトソーシングテクノロジー様は2015年からロボティクスを成長分野と位置付け、製造業等を対象に産業ロボット導入のコンサルティング事業を展開されています。しかし、ターゲットである製造業等の企業が産業用ロボット導入を検討する際、まずは代理店を通じて大手ロボットメーカーに問い合わせてしまうという課題がありました。
そこで、より上流から潜在顧客にアプローチし、リード創出につなげるためのオウンドメディア施策を計画。過去に取引実績のあったサムライトにご相談がありました。

【オウンドメディアのアウトライン】
メインターゲット：産業用ロボット導入を検討している製造業・物流業等の企業
目的：リード獲得
ご要望：すでに導入していたMAとの連携

メディアコンセプトと運用方針

潜在層にもアプローチしたいというご要望に基づき、メディアのコンセプトを「ロボットがより身近な社会へ。」に設定。産業用ロボット導入を具体的に検討する企業だけでなく、産業用ロボットに多少でも関心のある方たちにも利用していただけるよう、ロボット導入のメリットやポイントを学べる固定コンテンツを用意し、ブログでもロボットの種類や技術用語などを基礎から学べる記事を週1本のペースで配信しています。

またリード獲得という目的達成のために、資料請求のバナーのデザインや位置などについても、クライアント様と積極的に意見を交わし、改善を重ねています。

最近では、より読者層を広げるために「ロボット導入」に限定せず、”工場の現場改善に課題を抱えている人”を対象とした記事を増やすほか、ホワイトペーパーの企画制作など、予算の枠組みの中で効果を最大化するための幅広い取り組みを提案し、実施しています。

施策の主な成果

【主な成果】
● 「情報収集段階」「具体的な検討段階」など、様々なフェーズにいるターゲット層のニーズに応える記事を戦略的に企画制作したことで、実際の受注につながる質の高いリードの獲得が増加

● 徹底したSEO対策で「産業用ロボット」などの検索ワードで常に上位入り

● PVが前月比20%のペースで増え続け、専門性の高いBtoBのメディアとしては標準よりも多いPVを達成（2019年6月時点）

今後は、MAにより明らかになった特徴的な読者層を対象としたコンテンツを強化するなど、よりリード獲得につながる効果的なメディア運営を支援して参ります。